ヤングファミリー
子供がバタバタしても大丈夫な家(住まい)
子供のいる家庭の住まい選ぶコツとは
子育て世代が住まいを探す場合には、場所や予算、間取りなどをメインに考えがちですが、忘れてならないのが
子どもの足音や遊び声などの騒音。
赤ちゃんの泣き声やおもちゃで遊ぶ音、子どもの飛び跳ねる音、さらには親の叱る声など、子育て中ではこれらの騒音をなくすことは難しく、マンションやアパートなどの集合住宅の場合には下の階から苦情がきてしまったりと騒音トラブルに発展してしまうこともあります。
そもそも、音は空気の振動によって伝わるため、音の振動が物や空気、床や壁伝いに他の部屋に伝わり、また、木造や鉄筋、鉄筋コンクリートなどの建築構造の違いや床のコンクリートの厚みによって音の伝わり方が大きく異なります。
そのため、子供のいる家庭で騒音トラブルが心配な場合には、
下の階に音が響きにくい物件を選ぶことをおすすめします。
防音カーペットや防音マット、戸当たりテープや防音カーテンなどの遮音に効果的なグッズもありますが、どれだけ遮音効果があるのか確かめられない場合がほとんどなので、子供が走り回っても騒音トラブルにならないような住まいを探しましょう。
そこで今回は、子供がバタバタ走り回っても騒音トラブルになりにくい住まいの選ぶコツをお伝えします。
苦情に悩むような生活にならないために、家族みんなが幸せに暮らせる住まいを手に入れましょう!
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騒音トラブルになりにくい住まいについて
騒音トラブルにならないためには”一戸建て”と思う人もいらっしゃいますが、隣接する家との距離が近かったりすると、足音が響いていたり、ピアノの音が聞こえたりするものです。また、庭でのバーベキューや私道でのボール遊びなども騒音トラブルになりやすいため、一概に一戸建てがベストというわけではありません。
また、マンションやアパートなどの場合の部屋を選ぶポイントとしては、
・ファミリー向けの物件
・一階の角部屋
・下の階に子どものいる家庭の部屋
がおすすめです。
ファミリー向けの物件は、床や壁が騒音を考慮した作りになっていたり、同じような年頃の子供がいる家庭が多く入居しているため、ある程度の子供の騒音に対して理解してもらえます。
また、ファミリー向けではない物件でも一階の部屋であれば、窓から通りが丸見えでプライバシーを守れない場合があったり、防犯面やセキュリティが心配の人もいらっしゃいますが、一階の部屋には下の階がないので足音などの騒音の心配をする必要がありません。一階が駐車場などになっている二階のお部屋も、子供がいる家庭に最適でしょう。
二階以上の部屋の場合には、下の階に同じような子どものいる家庭の部屋を選ぶと良いでしょう。同じような年頃の子供がいる家庭では、よほどの騒音ではない限り、上階からの音に対して寛大な心で接してくれることが多いようです。
なお、注意しなければならないのは、下の階が一人暮らしの場合。
子供のいる家庭ならばある程度の騒音に対して理解してくれることが多いのですが、一人暮らしの場合には隣近所からの音をうるさく感じる傾向が強く、さらに子供自体がストレスになることも多いため、トラブルに発展しやすいのです。もちろん、騒音だと感じるのは人それぞれ違いますが、マンションやアパートなどの住まいを探す時には下の階にどんな人たちが暮らしているのかチェックすると良いでしょう。
そして、今すぐにでも子供の騒音をなんとかしたいと思うなら
・窓・ドア、カーテンを閉める
・壁に沿って家具を配置する
・カーペットやラグを敷く
・スリッパを履かせる
といったような、騒音対策をしていくとよいでしょう。
子供がいると、鳴き声や足音などの騒音は発生してしまいます。
騒音トラブルでは、良好な人間関係が一番のトラブル防止となりますので、入居時の挨拶にから良好な近隣関係を作るようにしましょう。
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