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売却を考えて住宅購入するなら住宅ローンは何年がお勧め?
はじめに
住まいを買う時に、将来売却することを考えながら選ぶ人は今や珍しくありません。退職やお子様の独立をきっかけに、コンパクトな住居へ住み替える人は実際多いです。そのような売却を考えながら物件を探す方からよく聞かれることに、”住宅ローンは年数で組むのがベストか”という相談があります。何年で組むとお得なのか、そもそも住宅ローンの残債が売却にどう関係するのか知っておきたいですよね。
この記事では物件の売却と住宅ローンの残債の関係や、売却する場合のベストな住宅ローンの年数について解説します。
住宅ローンは物件売却にどう関係する?
実は住宅ローンを組んで物件を買った場合、自由に物件を売れるわけではありません。金融機関は住宅ローンの契約時に、物件に返済の担保となるような権利を設定します。そのため住宅ローンの残債がある場合、その担保のため必ず物件を売却できるとは限りません。
残債があっても売却できるのは、次の場合があります。
- ケース1:売却額が残債を上回り、売却代金で充当できる
- ケース2:売却額が残債を下回り、その差額を自己資金で充当する
- ケース3:住み替えローンを利用する
これらの3つの場合には、残債があっても売却できます。
おすすめの住宅ローンの年数は?
住宅ローンの残債がどう売却に係わるかを知ると、できる限り年数を短く組んで残債を減らしたいと考えるかもしれません。たしかに短い年数で組む残債を早く減らすことも手です。けれども短い年数で組むと月々の支払い額が大きくなり、想定外の大きな出費があった際に困るケースがあります。
そのため売却を考える際にも、住宅ローン年数は「35年」がお勧めです。
35年で組むことで月々の支払いに余裕が生まれます。その上で無理のない範囲で繰り上げ返済を行って残債を減らすやり方がリスクが少ないです。
まとめ
売却を考えて買う時に、住宅ローンの年数はどれくらいがいいか参考になりましたでしょうか。
売却や住宅ローンについて、もっと詳しく知りたい方は住まいの相談窓口で無料相談をしてみませんか?個々のケースでどのような物件や、どのような買い方がいいのかプロが相談にのります。
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