シニアファミリー
段差につまずかない歩き方
年を取ったら転倒に気を付けろ!
寝たきりは誰でも避けたいもの。
寝たきりの原因として、上位に入るのが転倒です。実に10人に1人は転倒・骨折で寝たきり生活に追いやられています。老後の生活を充実させるためにも、この記事では段差につまずかない歩き方についてお伝えします。
そもそも…つまずきやすい歩き方とは?
そもそも、つまずきやすい歩き方があることをご存じですか?知らずに次のような歩き方をしてしまっている場合、注意が必要です。
- すり足(足の平を地面にするような歩き方)
- つま先から歩く
- 腕の振りが小さい
- 歩幅が小さい
- 目線が足もとばかり
これらのような筋力を使わない歩き方は、つまずきやすいと言われています。
段差につまずかない歩き方を身に着ける方法
では逆にどのような歩き方が、つまずきづらい歩き方なのでしょうか。
- つま先で地面を蹴って、踵から着地する。
- 歩幅を大きくし、ゆっくり歩く
- 前屈みの姿勢にならない
- 背筋を伸ばし、遠くを見て歩く
これらを守って歩くだけで、つまずきづらくなります。
またつまずきづらい歩き方ができない方は、そもそも筋力が不足している可能性も。そんな方にお勧めなのが、前脛骨筋(ぜんけいこつきん)と足底筋群を鍛えることです。面倒な運動を思い浮かべて気が重くなったかもしれませんが、実は座ったままできる簡単な運動でつけることができます
前脛骨筋のエクササイズ
座った状態でつま先を20回ずつ上げ下げする。
足底筋群のエクササイズ
足の指を広げる、ぎゅっと閉じるを20回ずつ繰り返す。
どちらも座ったままできて簡単です。ぜひ試してみてくださいね。
段差につまずかない歩き方はいかがでしたか。マスターできそうですか?
筋肉をつけてつまずきづらい歩き方を手に入れることも大切ですが、面倒な人は段差が少なかったり、事故の起きづらい住まいを選ぶこともお勧めです。どのような物件があるか気になる方は、住まいの相談窓口にお問い合わせください。シニアが暮らしやすい住まいをご提案をします。
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