キャリアウーマン
退職金、いくらもらえるか知ってる?
老後の不安…最後の頼みは退職金!?
年金や将来の暮らしはどうなるのか…不安がつきない時代。
働く女性の最後の頼みは退職金かもしれません。この記事では退職金の平均額や、今後退職金制度はどうなりそうかなど気になる情報をまとめました。
退職金は誰でももらえるわけではない!?
実は退職金は誰もがもらえるものではありません。退職金が出るのは日本の会社の中でも約80%程度です。中小企業などで退職金がない会社は決して珍しくありません。ご自身の会社はどうなのか気になる方は、就業規則や賃金規則を調べたり、総務や人事の職員の方に確認してみてください。
退職金、一体どれくらいもらえる?
気になる退職金の平均額ですが、人事院の調査によると、2016年で2459万8000円でした。(勤続年数38年の定年退職)
一般的に退職金の金額は、勤続年数が長かったり、会社の規模が大きい場合に、大きくなり、逆に勤続年数が短かったり、会社の規模が小さい場合には少なくなるようです。
退職金の金額の大きさにほっとした方もいるかもしれませんが、安心するのはまだ早いです。実は退職金の支給額も、支給する会社の割合も年々減っています。2011年の調査では、退職金の平均額は2712万4000円でしたので、2016年までの5年の間に約250万円支給額が減っているわけです。退職金の規定は変更されることもあるので、今は十分に出ていても、将来も同じようにもらえるかもわかりません。
仕事を頑張る人には嬉しい流れもあります。人事評価で成果型を導入する会社が増えていますが、この流れは退職金にも押し寄せています。貢献度合いを加味するポイント型の退職金制度を採用する会社が増えています。将来の退職金制度は、今の制度よりももっとフェアな制度になっているのかもしれません。
(※ご自身の会社の退職金の金額や給付のタイミングは、前段でお伝えした就業規則や賃金規則で確認ができます。)
退職後の家計が心配になった方は、ファイナンシャルプランナーに相談するのもお勧めです。
100歳までの家計シミュレーションができ、どのように備えればいいかを教えてもらえます。
住まいの相談窓口では、無料でファイナンシャルプランナー相談を利用できるサービスもありますので、気になる方はお問い合わせください。
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