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この家いつまで住み続けられる?(期間/費用)

この家いつまで住み続けられる?

【素朴な疑問】今住んでる建物はあと何年住める?

地震や台風など自然災害の多い日本。
戸建てにせよマンションにせよ、こうした災害、特に地震に対する強さを建物に求めるのは当然であり、物件を購入するうえで、基礎や土台の強さや免震や制震などの耐震性を重視して物件を選ぶことが当たり前になりつつあります。

そういう観点では、過去記事「▼地震が来たら大丈夫なの? ハザード編」でもご紹介しているように、1981年以前の旧耐震基準で作られた古い建物については、すでに40年以上経過していること、さらに昨今では

地震被害に対する意識が高まっている

ことなどを背景に、築40年以上の建物については新耐震基準に適合させるための建て替えが急がれることです。実際に建物の寿命という観点では、戸建て等の木造であれば平均して50~70年程度、鉄筋コンクリートのマンションであれば70~100年などと言われており、もちろんメンテナンスの実施状況にもよりますが、親子2世代くらいは住み続けることが可能なのです。

ただし、仮に築30年の戸建ての場合、建物の作りが古いことはもちろんのこと、水周りや設備などを一新してリニューアルするより、建て替えてしまった方が早かったり、最新のデザインや機能を取り入れることができるので、

多くの場合で30年程度で建て替えを行ってしまいます。

ゆえに戸建ての寿命が30年などと言われることが多いのかもしれません。
同様にマンションの場合も多くが65~70年程度で建て替えとなるケースが多いようで、建物の外観はある程度補修や修繕でカバーできますが、水周りの配管のほか設備的な部分も含めてトータルで考えると、やはり建て替えを行ったほうがメリットが大きいので、仮に

コンクリート自体が100年持ってもそこまで建物を維持することはない

というのが実情です。

そのように考えると、新築で購入された方における建物の寿命は、大きな地震や災害等を受けていない限り、それほど神経質になる必要はないかもしれませんが、中古等で購入した、すでに築年数が30~40年を超えているような物件においては、

遅かれ早かれ建て替えのタイミングが来る

ということを認識しておく必要があるかもしれません。

今回の記事では、そんな建物の寿命や耐久性、そして建て替えの際の費用などにフォーカスし、今お住まいの家がいつまで住み続けることができるのか?などを見て行きたいと思います。

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建物の寿命を迎える前に水まわりなど設備の老朽化が顕著に?!

今お住まいの建物の強度や寿命については、誰でも1度は考えたことがあるであろう、住宅に関する悩みとしては永遠の課題といっても過言ではありません。

上記でもご紹介したように、戸建てであれば50年前後、マンションであれば70~80年という寿命が相場のようですが、当然のことながら経年劣化は建物だけの話ではなく、

水まわりの配管やエレベーターや立体駐車場などの様々な設備

も老朽化するため、その維持やメンテナンスの費用も重石となってきます。
近年建築されたマンションなどは、長期的な修繕計画書が作成されているため、定期的にメンテナンスが施されることで必然的に建物自体の劣化が抑えられる形となりますが、ある程度年数が経過したマンションなどは、

そもそも空室が多く修繕積立金が不足する傾向

にありますので、その点を踏まえると築年数が古く、なおかつ空室が多いマンションについては、十分な修繕を行うことができず、建物自体の寿命を短くしてしまう恐れがあると考えることができます。合わせて、

マンション自体の資産価値も目減りしてしまい

売却もままならないという状況に陥る可能性も高くなります。
現在お住まいの物件、ないしはシングル女性がこれから購入しようと検討している物件においてはそうした観点でのチェックも重要で、場合によっては管理費や修繕費の値上げなどにもつながりかねないため、毎月のローン返済額も合わせ、事前に支払い許容額をシミュレーションしておくようにしましょう。

建物自体の寿命を推し量ることはとても難しいことではありますが、

強度や耐久性という観点では目先的に心配することはない

ものの、設備の老朽化や修繕費不足問題など管理が行き届いていないような物件は、建物自体を痛めやすくなってしまい、結果的に修繕に掛かる費用も大きくなってしまう傾向にあるという点は覚えておくと良いでしょう。

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