50代シングル女性・単身で家を買っても大丈夫?-住まいの相談窓口お役立ちコラム

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50代シングル女性・単身で家を買っても大丈夫?

50代シングル女性・単身で家を買っても大丈夫?

住宅購入などの高額な支出は仕事現役の50代までに!

今や、さまざまな生活スタイルや価値観が生まれる現代社会において、家族という捉え方もまた、昔のそれとはまったく違った認識が広まりつつあります。一昔前の「家族」という一般像は、夫は定年まで必死に働き、妻は家と家族を守る・・・

今となっては、こうした標準世帯は全世帯の40%程度まで減少しつつあります。子を持たない世帯もあれば、単身の男性・女性など、さまざまな生活スタイルが確立しつつあります。特に50代以降のミドル世代においては、

離婚経験者を含めない生涯未婚率が男性で23%・女性で14%

※出典:内閣府・生涯未婚率の推移(男女別)
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h25/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-00-20.html

と、生涯独身という人が年々増加中であり、特に女性においては女性の社会進出の広がりによって、男性と同様に定年を迎えるまで仕事を続けるという考え方が浸透しつつあるのです。自分の所得だけで生計が立てられている以上、男性と同じように

自分好みで落ち着くことができる住まいを購入したい

という思いがあるのは当然で、40~50代のシングル女性による住宅購入も今では決して珍しいものではありません。
30代で買っても、50代で買っても、その違いは購入時点での年齢だけ!住宅ローンの期間と残された寿命の違いもありますが、

50代だからといって住宅ローンが組めないことはない

という点は、過去記事「▼女性が家を買う時のチェックポイント」でもお伝えしたとおりです。ただ、シングルミドルならではの住宅購入時の留意点や押さえておくべきポイントがいくつかあるので、今回の記事では

「私ひとりで家を買っても大丈夫?」

という疑問点・お悩みについて深く掘り下げたいと思います。
フルタイムで働く女性の50代というと、高額な買い物ができる現役最後の年代と言っても過言ではありませんので、良い物件に巡り会いそして入居できるよう、しっかりと知識を身に付けておくようにしましょう。

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定年後のローンの返済が不安

住宅ローン返済プラン+老後資金の貯蓄は必須条件

冒頭で取り上げました「私ひとりで家を買っても大丈夫?」というお悩みについて、

結論から言ってしまうと何ら問題はない

ということになります。
もちろん、30歳代で住宅ローンを組むのと50歳代で組むのとでは、住宅ローンを提供する金融機関側からしても、後者の方が明らかに返済リスクがあります。したがってシニア世代においては健康リスクも無視できず、

体調を崩して働けなくなり収入がなくなった

という可能性は、明らかに30歳代より高いのです。

そういう意味では、住宅ローンによる融資条件として団体信用生命保険への加入が必須となることは他の世代も同じですが、健康上の問題で生命保険への加入ができない持病があると、住宅ローンの審査にも通らなくなります。

こうした観点からもシニアミドルの住宅ローンについては

・借り入れ額を極力抑える
・返済期間を短く設定する
・頭金を多めに用意する、

この3点を意識しておかないと、そもそも住宅ローンの審査が通らない可能性も十分にあります。
なお、住宅ローンの申請自体に年齢制限はありませんが、ローンの設定については、

完済時年齢が80歳未満、借入れ時年齢が65歳未満

としている住宅ローンが多く、自身の年齢と照らし合わせると必然的に返済期間の上限は決まってしまいます。
つまり、55歳の時にローンを申請するのであれば、返済期間の上限は24年(80歳になるまでの完済が必要)となるわけです。

自己資金との兼ね合いにもよりますが、年齢によって返済期間が概ね決まってくるので

購入できる物件価格の範囲もある程度決まってくる

と考えておく必要があります。

つまり、予算オーバーとなる物件は無理しても買えず、そもそも住宅ローンが通りません。
また、返済期間が相対的に短くなるぶん、毎月の返済額も大きくなることから、毎月の手取り収入に対する返済比率が高すぎるのも住宅ローンの審査落ち要因となります。

さらにシニアミドル層、とりわけ女性のシングルについては、

老後資金の貯蓄も非常に重要

仮に、65歳以降も仕事ができ、一定の収入を確保できたとしても、急な出費など何かと貯蓄からの手出しが生じるのも事実。
住宅ローンの返済、マンションならば管理費や修繕費、さらに老後資金の貯蓄と、毎月固定的に出費が生じるため、

多少なりとも老後の貯蓄ができる範囲でのローン返済額

を設定することが肝要です。

毎月の返済額と管理費等で毎月カツカツ・・・
そんな状況にならないよう、しっかりと返済計画とライフプランを立てたうえで物件選びから物件購入に進むようにしましょう!

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