首都圏で人気！！住みたい◯◯線沿線の物件相場情報
進む開発と電車の利便向上で人気エリア拡大中
住みたい街・人気ランキング！
というのは毎年のように取り沙汰され、定番人気の街から、皆が予想しなかった意外な街がランクインしたりして、引越しや購入を検討中のユーザーを一喜一憂させている・・・。そんな居住エリアの人気ランキングにあわせ、近年注目されつつあるのが
住みやすい人気の鉄道沿線
特定の駅やエリアを指定するのではなく、あくまで首都圏の人気路線をベースに、その沿線から居住エリアを絞り込んでいく物件探しの方法です。もちろん人気の路線だからといっても、職場からなどの利便が悪ければ、あえてその沿線に住む理由はありませんが、DINKS世帯においては
時間の有効活用という点も重視する傾向
にありますので、夫婦共に自宅から職場まで乗り換えなしでアクセスできる路線の沿線であれば、エリア選定の候補として「駅近であればどの駅でも良い」という考え方も浸透してきているのかもしれません。最近は、特定の駅やエリアで絞り込むより、
特定の路線で絞り込んだ方が選択肢も豊富
もちろん、言うまでもなく都心部から離れれば離れるほど物件価格が安くなったり、同じ価格帯でも間取りが広かったり、駅から近かったりと条件が良くなります。また、首都圏の各種路線は「特急」や「快速」などの速達種別が増えていること、路線をまたがった直通運転が充実しつつあることで、
都心部から離れても通勤の所要時間は短縮傾向
にあるという点もエリア選定には欠かせない情報となります。
今回は、そんな近年人気の各電車路線をご紹介しつつ、その沿線沿いの物件相場情報などを合わせてピックアップ。 都内にもまだまだ残る「こんなにアクセスいいのに価格はリーズナブル」という珠玉のエリアをご紹介していきます。
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住みたい鉄道沿線＆分譲マンション相場情報
早速ですが、路線別で見る人気の鉄道沿線・相場情報を見ていきましょう。
今回は、東京都心部に限定したおすすめエリアとなりますが、上記でもご紹介したように各鉄道の速達性が高まったことで都心部へのアクセス所要時間も短縮傾向にありますので、居住エリアの候補も23区内に限られなくなってきている点に注目です。
なお、分譲マンションの相場については、駅からの距離など諸条件にもよりますが、徒歩15分圏内・3LDKをベースにざっくりとした価格帯レンジをご紹介していきます。
１、JR・中央線
住みやすさで人気の定番エリアとも言える吉祥寺を擁するJR中央線。快速や通勤快特など速達性の高い運行種別も多く、中野や荻窪、吉祥寺以西でも人気の居住エリアを多く擁する路線のひとつ。主なエリアの区分けと物件価格相場については
・東京駅周辺エリア：8,000万円～12,000万円
・新宿駅周辺エリア：6,000万円～11,000万円
・中野・高円寺・阿佐ヶ谷エリア：5,000万円～9,000万円
・荻窪・吉祥寺・三鷹エリア：4,000万円～8,000万円
・三鷹以西：3,000万円～7,000万円
といった価格分布になっています。
２、JR・京浜東北線
埼玉県の中心地大宮から神奈川県鎌倉市の大船までを横断する、都心部とベッドタウンを直接的に結ぶサラリーマンに人気の路線。 東京・新橋・品川といった主要ターミナル駅に接続しているほか、沿線には住宅地も多いため、住む駅にこだわらなければ、物件の選択肢が豊富に選べることも特徴のひとつ。
・さいたま・大宮エリア：3,000万円～7,000万円
・川口～浦和エリア：4,000万円～6,000万円
・王子～赤羽エリア：4,000万円～7,500万円
・日暮里～上野～秋葉原エリア：5,000万円～12,000万円
・東京～有楽町～新橋エリア：9,000万円～35,000万円
・浜松町～田町～品川エリア：9,000万円～12,000万円
・大井町～大森～蒲田エリア：4,500万円～9,000万円
・川崎周辺～横浜以西：4,500万円～5,500万円
といった価格分布になっています。
一部、横浜駅周辺の西区や桜木町駅周辺の中区などは、中心レンジより大幅に高額となり、平均7,000～8,000万円前後が中心価格帯になっています。
３、東京メトロ・東西線
こちらも東京駅や大手町駅など中心部へのアクセスに便利な路線で、東京は中野駅から千葉県の西船橋まで、延べ30.8kmの営業キロを誇る東京メトロでは最長の路線です。中野以西はJR中央線との直通運転、東は東葉高速鉄道の東葉勝田台駅まで直通運転しており、都心部へのアクセスはもちろん、エリアの住みやすさや価格という面でも人気の路線と言えます。
・中野～高田馬場エリア：6,500万円～9,000万円
・飯田橋～九段下エリア：7,000万円～15,000万円
・大手町～日本橋・茅場町エリア：6,000万円～10,000万円
・門前仲町～東陽町・砂町エリア：5,000万円～8,000万円
・葛西～浦安エリア：3,000万円～7,000万円
４、東京メトロ・日比谷線
東京メトロのなかでも上野・秋葉原・銀座・六本木・恵比寿といった都内でも人気のスポットをまたぐ都心部の主要路線と言えます。 一方、東は北千住など居住エリアとしても人気の高いスポットにも接続しており、都内でもベッドタウンとなる足立区や墨田区、葛飾区方面へのアクセスも便利。通勤路線としては常にランクインする人気路線です。
・北千住～南千住エリア：4,000万円～6,500万円
・上野～秋葉原エリア：4,000万円～12,000万円
・人形町～日本橋エリア：5,000万円～20,000万円
・銀座～日比谷エリア：8,000万円～12,000万円
・虎ノ門～六本木エリア：10,000万円～40,000万円
・恵比寿・広尾～中目黒エリア：10,000万円～40,000万円
５、京王・井の頭線
居住エリアとしても観光スポットとしても人気の高い下北沢を擁する京王井の頭線は、渋谷駅から吉祥寺を結ぶ京王本線の支線的な役割を担う路線です。支線と言えど利用客は多く、沿線には閑静な高級住宅地から、学生向けの賃貸物件も多数あり、住みやすい街が多いという特徴があります。
・渋谷～神泉エリア：9,000万円～20,000万円
・駒場東大～下北沢エリア：8,000万円～12,000万円
・代田～明大前エリア：6,000万円～10,000万円
・永福・高井戸エリア：6,000万円～10,000万円
・井の頭公園～吉祥寺エリア：5,000万円～10,000万円
６、小田急・小田原線
新宿を拠点に、西は神奈川県西部小田原までを結ぶ長距離路線の代表的存在の小田急小田原線。東京都内は主に高級住宅地として人気の高い世田谷区を横断し、都心部への所要時間も30分以内と速達性も高いという特徴があります。ただ、神奈川県に入ると価格もリーズナブルになる傾向が強く、若い世代でも価格的に購入しやすいエリアとも言えます。
・新宿～代々木上原エリア：8,000万円～20,000万円
・下北沢～経堂エリア：6,000万円～10,000万円
・千歳船橋～成城学園前エリア：5,000万円～10,000万円
・登戸～新百合ヶ丘エリア：4,000万円～7,000万円
・町田以西エリア：3,000万円～6,000万円
７、東急・田園都市線
小田急小田原線同様、神奈川県西部から渋谷までを結び、さらに東京メトロ半蔵門線との直通運転によって、墨田区押上までを結ぶ長距離路線が東急田園都市線。鉄道の混雑率も常に上位となる田園都市線は、沿線の再開発によって転入率も年々上昇している人気の居住エリア。 街に緑が多く、住みやすさ・子育てのしやすさなどで特に人気の高い路線です。
・渋谷～三軒茶屋エリア：7,000万円～20,000万円
・駒澤大学～用賀エリア：6,000万円～15,000万円
・二子玉川～溝の口エリア：5,000万円～7,000万円
・宮崎台～鷺沼エリア：3,500万円～7,000万円
・たまプラーザ～あざみ野エリア：3,500万円～10,000万円
・市ヶ尾～青葉台エリア：3,500万円～8,000万円
いかがでしたか？
言うまでもなく都心部に近いほど価格帯としては高額になり、23区外になればそれなりに手の届く価格帯になってくるのが一般的です。 最近では、快速や特急など速達性が高い電車も多く運行されています。都内在住にこだわらないようでれば、渋谷や新宿まで電車で30分程度のエリアでも十分良質な物件を選べるでしょう。
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